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チャレンジは果てしなく

By 2007/5/223 Comments

…こう書いてしまうと、まるで『月刊挑戦者』は今月で廃刊みたいだが、違うんです。大変だが私がエレベータの中にでも倒れるまでには続くのだ。
実は明日(5月23日)から、たぶん台湾初…もしかして世界初?の試みで、一般の書店ルートではなく、ネット限定で全力出版の新レーベルが発売することになった。
その記念すべきな作品は簡嘉誠の『星光墜在希伯來』。第二次世界大戦時、天使の声を持つユダヤ人少女がアウシュビッツに連れて行かれ、そこでの出来事を中心に描く歴史ファンタジーモノ。2006年6月号から連載中。
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台湾の有名ソーシャルブックマークサイト「HEMiDEMi」の機能をフル活用。ブックマーク機能で作品に対する評価を集中し、集中した評価を分散する会員に読ませ行動させる――社長なのにこう言うのもアレなんだが、本当は「買う」だけではない何かを私は期待している。
確かに、かなりチャレンジだ。すごいチャレンジャーだ。自分のことだけど。しかも商談成立から発売日までは二週間もかかっていない。販売ページはまる一日かけて作り、テストと機能追加とデバッグは三日間という過激なスケジュール。その影響で未だに落ち着いて6月号に取り掛かれない後遺症が残っているぐらい、過激だった。
…本当は書きたいこといっぱいあるが、ここ何日間は体調が悪く、歩くのも時々くらくらしたりするため、ここでダラダラ語るのをやめよう。最後は表紙を。装丁は同じみのVOFANくん。
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ヨーロッパではイヤな騒ぎを起こしそうな表紙
とにかく事前にやれることはもうすべてやった、ほかにまだ何かいると言うと、そうですね…あとは、勇気だけだ…

*1:2006年で出版された新刊は4万6000点に対し、本屋は1800軒以下に減少。漫画の場合、大手チェーン店が仕入れたがらない上に、貸本屋は買い切りではなく、貸し出し率が低いと判断されたら本が汚されても返品はくる。漫画も一般書籍も初版は2000〜3000冊超えず、悪ければ発売日2〜3週後100冊単位の返品が来て、三ヶ月で返品率は5割かもしくはそれ以上。問題は「人々が本や漫画を読まない」のではなく、「本は必要とする人々に届けられなくなっている」だという気がする。そして問題は現象(人々が本を積極的に買わない)を生み、現象で問題の原因(乱造する新刊がなだれ込み、書店のまっとうな機能が失う)を生む。自分はこの悪循環が2009年もしくはそれ以後にも続くと、悲観的な見方をしている。

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

3 Comments

  • kuonkizuna表示:

    他にも買いたい本がいますが、この際、一緒で駄目ですか?

  • elielin表示:

    そうですね。HEMiで星光を注文して、ほかに買いたい本をそのメモ欄や私宛てにメッセージをください。合計金額や送料を改めて連絡致します。

  • kuonkizuna表示:

    どうも有難う御座います。ほかに一緒に買いたい友たちがあるかどうかを確認してから注文させて頂きます。

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