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学校へ行こう

By 2004/6/16No Comments

七月号の特集は「学校へ行こう」。漫研時代の先輩で、今わが社の誇る文書校正マシンでもある、あだ名「ブライト(ノア)」さんにいろいろ書いてもらって、現在まとめ中。
マンガやアニメに関わる技術を習得できる学校をリストアップし、何軒かを詳しく紹介という企画。全8ページで趣旨と結論を2ページ、台湾の学校が4ページで日本のが2ページ(留学Q&A付き)な振り分け。台湾の学校はブライトが担当し、私は残りの部分を書くように進んでいる。現在私が原因で遅れをとっているが。
で、日本の学校のリストアップで、こんな学校を見つかりました。
日本アニメマンガ専門学校
 http://www107.sakura.ne.jp/~jam/
十階建てのビルにマンガ3万冊、アニメソフト8千本!うらやましい限りです…しかも新しい!日本のアニメ制作人才空洞化を少しでも阻止できたらいいけどな、何とかしようとする人はいるもんだな、と感心してしまう。すごいな。場所は新潟というのが少々気になるが、これからの世の中で距離なんか!と思いたいので気にしないようにした。
現場では「学校でやったものは役立たない」とはよく言うけれど、実際「学校」というところがあって、その技術について教えよう、そしてそれを受け止めようとして勉強しようとする人々がいること自体が、素敵だと思うが。現場の事情や厳しさは、現場に着いてから味わえさせばいいし、たとえ最後には使い物にならなくても、その技術や現場について、ある程度の「理解」は出来でいるはずだ。それだけに理解者が多ければ多くほど、その文化の進化において必要な土壌は整えられると思う。
台湾では専門的にマンガや手描きアニメの技術を教えたりするところはまずなく、CGアニメーションを必修科目として取り込む大学なら多いが、基本はソフトの操作のみで演出法などはタッチしない、ただの技術として教えたりする。
「アニメーションが作れるようになる」というカリキュラムも、「日本アニメみたいなアニメーション」が作れるようにはなれないと思う。やってる途中「この企画でもしかして方向性間違っていたのかな?」と思ってしまうほど、台湾はこのような教育をちゃんと施行できる機構はない。
結局、苦し紛れに「デジタル映像学科」を銘打ちした学科をいくつかピックアップし、過剰な希望を与える紹介はやめようと方針を決め、ブライトに執筆をお願いしたが、腑に落ちない結果だった。
記事をちゃんと読んでないで、本当にアニメが作れると誤解をしたまま、入学申し込みしに行く人がいたら、どうするんだろうな。

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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