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中国語ブログ、始めました

  2005/2/77月 7th, 20222 件のコメント

もともと、中国語のブログを作る気はなかった。
なぜかというと、台湾でこんなに的の大きい漫画雑誌*1を立ち上げた以上、中国語ブログを始めたら、おそらくヤな書き込みで毎日怒りまくるに違いないと目に見えているから。
また、「書きたい!」と思うものも、たぶんスケジュールや仕事…つまり舞台裏のことばかりで、あまり読者という観客さんに見せたくなかった。そう、作家はアイドルで、編集は黒子だと思うからさ。苦労や汗は全部、ズボンの中に残すべきで、人に見せちゃいけないんだ!
でもまあ、人の子ですから、怒りも悩みも喜びもやはり誰かさんと分かち合いたいもんだ。そして愚痴りたい時はやはり愚痴った方が健康…だと思うし。幸い日本語ができるので、やや曲折ではあるが、このような形で収まることにした。
でもね、いろいろ中国語で語りたいモノもある。特に日本ではかなり研究され語りつくされているが、台湾ではなかなかちゃんとまとめた記事がないモノについて、中国語で残さないと、文化の向上にはつながらないだろう*2…とは言うもの、ただ単純に流行のブログツールを弄りたかったと、それだけかもしれないが(ギクッ)*3
なので、漫画というジャンルをとりあえず避けて、「ミステリ中心で同人観察を少し混ぜる」ような方向で、中国語のブログを始めよう、と。IGT偵探趣味という名前で、推理やミステリ関係の感想とかを書いていく予定。とりあえず一月号ホームズ特集をまとめる際、使った使ってなかった文章を載せていきたいのと、古畑任三郎全話分の感想を書いていこうじゃないかと思ってる(オイオイゞ( ̄∇ ̄;)、それで本当に文化の向上に繋がるのかよ…)
では、ご興味をある方はどうぞこちらへ。また始まったばかりで文章の量も少ないが、ちょこちょこ増やしていくので、よろしくお願いします。コメントも大歓迎ですよ。*4

*1:まず台湾作家中心の雑誌は現在、東立の《龍少年》、台北漫画工会の《GO創意漫画誌》とうち《挑戦者》三冊しかない。そしてうち以外の二冊は、政府から毎月30万元の助成金を無償で受け取っている。そんな政府の助成金がほしがる方々から見れば、「漫画やアニメや小説は反体制でなければならない(by 林宏樹さん)のに、体制に取り込まれてどうする気だ!?」などとをぬかす新参者はどうかしてるし、一部のマニアたちの間でさえ変わり者扱いされているようだ(そのような奴等には「おまえらは夢を失くしている!」と面に向かって吼えたいけど、現実にはできない。残念!!

*2:たとえばこの間で書いてた図書分級制度について、いつか中国語でまとめないと。

*3:それは全く否定できない…いや、まさにその通りです。すみません、言い訳をあんなに重ね重ねて。ただ弄りたかったのだ、MTもXoopsWordPressも!

*4:ただコメントする時は、ここの日記のことはできるだけ言及しないでくださいね。削除しますよ(脅し?)

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

2 件のコメント

  • ぽち より:

    台湾の作家中心の(漫画)雑誌って3誌なのですか。こういう情報ってなかなかわからなくて。
    TOY系でも台湾の作家中心の雑誌があれば、購入してみたいものです。とはいえなかなか次の渡台の予定が立たないわけですが。

  • elielin より:

    > ぽちさま
    TOY系はありませんかも…台湾の玩具工業はあまり発達ではありませんので(汗)では今度簡単に紹介してみますよ、ここで。

    > 中国ランキング
    http://www.china-nav.net/
    長いので削除させていただきました。
    ん…台湾は中国のうちに入ってるのかな…(はてな)

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