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毎日政治評論番組を聞いているものの、あくまでBGMやラジオ漫才のように流しているので、内容はあまり気に留めていない。アメリカの選挙が昨日すでに開票されていたはずなのに、何となく来週にならないと大統領が誰になるのか分からないペースでいた。小編99号に「おいおい、もう開票してるぞ!」と注意されて、自分はまだ10月末にでも生きているような感覚に気づいた次第。

今朝 YouTube を開くと、たくさんの選挙特番ライブが飛び出して、まさしく昨日開票だったのか…(汗)見ればトランプ氏の勢いも好調で、『星條旗下:燃燒的西太平洋 起始篇』を宣伝するタイミングだと感じてしまい、早速 Faceboook に単行本の中で最も興味深いシーン、つまりラストシーンを貼ってみた。

「見てろ!これは始まりに過ぎない。オレは再び立ち上がる!」

現実の方も、トランプ氏が再び立ち上がってきそうだ。

FOX ニュースのライブ用サムネイル。見ろこの爽やかな笑顔!カムバックよ!

さて、『星條旗下:燃燒的西太平洋 起始篇』について少し語ろう。この作品の企画と制作は2022年に始まり、2018年から描き続けている『燃燒的西太平洋』シリーズと同じ世界観を共有している。しかし、物語の時間軸は『燃燒的西太平洋』での台海戦争よりも前に位置する。

正直に言うと、『燃燒的西太平洋』が発表された当初から、面白い部分がたくさんあると感じつつも、漫画出版社よりも軍事専門の出版社から広めたほうが、もっと適切な効果を得られるのではないかと考えていた。

では、漫画出版社ができることは何か?

そう、『燃燒的西太平洋』の中で一番印象的なキャラクターであるトランプを主人公にした物語が見たい!と思ったのだ。

この無茶振りを梁紹先に伝えたところ、彼は意外にも賛同してくれて、すぐに脚本とネームの制作に取り掛かり、そのハイスピードには驚かされた。カバーイラストを見たときはさらに期待が高まり、「アメリカの選挙までまだ1、2年あるが、私の心の中ではすでにトランプが勝利している!」みたいな。(天の声:何言ってるんだ?)。

このトランプフロート車のアイデアは、このビデオにインスパイアされたもの。現実は本当に想像を超えるものだ。

そうして私たちは、トランプを主役に据えたエアフォースワン…あっ違った。トランプを主役に据えて米中対立と文化の違いを描く、やや政治色が強くても軍事色もある漫画を作り上げた。2024 年の初めに発売されるやいなや、書店からは争奪戦で、発売日を待たずして重版がかかるという好調ぶりを見せた。もしトランプが当選したら、この本がさらに売れることを期待したい (´ω`)

最後に2024年アメリカ大統領選挙に対する感想を少し。実のところ、外国人だし特に意見はないが、トランプが勝とうが、ハリスが勝とうが、私たちの生活は続いていくのだろう。まあ、トランプが当選すれば『星條旗下:燃燒的西太平洋 起始篇』がもっと売れるかも…(天の声:もういいって!)

一方、「トランプが当選すれば世界は混乱する」と言われているが、個人的には混乱こそが新たな機会を生むと思っている。上にいる者が落ち、下にいる者が上がる可能性があるというのは、経済的にはそう悪いことではない。バイデン路線を引き継いで停滞するよりは、平凡なハリスの当選より面白みがある。

例えば、トランプがどうやって自分の宣言通り、24時間以内にウクライナとロシアの戦争を終わらせるのか、それは面白いと思わないか?

うん。なんか面白がっているね。どこか他人事だもん。

他人事ではない台海問題についてはどうなるだろう?

それはトランプがどうこうより、台湾人自身の手にかかっていると思うね。現状は楽観視できないものだが…台湾人があまりにも楽観的すぎるから、現状では良い想像ができないかもなぁ(苦笑)

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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