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出版社のファンページで婚姻届の鑑賞ポイント紹介(ネタバレ無し)

…正直この巻はドラマのアンサーソングならぬ「アンサーノベル」だと思う。前の2冊でなかなかうまく伝わってこなかった「隠館厄介はなぜ疑われて冤罪を着るか」について、(うまく伝わってこなかったのでドラマは「不運」に微調整されたような気もするが)それを真正面から…正面からというか裏からというか、とにかく挑んで勝ち取ったと。

ラブストーリーをメタミステリーに混ぜ合わせ、社会派風味をふりかけるところがおもしろい。「信用できる『信用できない語り手』」のもね…ひねくれ過ぎてサイコー!みたいな。

そして、太陽のようなオーラを持ちつつもどこか影がある…つうか「まとも過ぎで逆に怪しい」気質を持つ岡田将生に演じられたことで、ようやく原作においての「隠館厄介」が補完された気もする。「阿良々木暦」が神谷浩史さんの声が入って原作キャラもよりくっきりになった感じかな。おねがい二期やって…囲井都市子は栗山千明さんでやって…( ;∀;)

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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