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とりあえず成果物。コンビニ店員シリーズの2枚めだが、3枚めはないと思う。

3年前は3日かかってコンビニ店員シリーズ1枚目の背景を描いてて、とても満足だった。そしてすぐ次のイラストを思いつき、さっさとラフを出した。ローソンガールのテーマは炎なので、セブンは水かなぁと、ラフでは大胆にぱぱぱぱっと壊された夜の街を、高く噴射する水柱と、そして正体不明な立方体に腰掛ける少女を描いた。

それから…何も描けなかった。水柱と破壊された地面をどうすればいいのかが全く見当がつかないからだ。そんでこのラフは長い長い長い間にずっと放置され、Midjourney と出会うまでに「未完成」のフォルダに入れたままだった。

Midjourney で背景を作ろう! と決まったら早かった。

最初は機械翻訳を使ってキーワード「Destroyed Japanese shopping street + fountain + night + concept art」(被破壞的日本商店街+噴泉+夜晚+場景美術)で生成してみた。しかしどうやってもこの九份にでも似た温泉街から離れられなかった。

キーワードにさらに「Tokyo」を追加して、おおっと不思議に都市はやってきた。それから3、40枚を生成し、中から2枚を選び、3年前の描いたラフに違い背景を…いや、雑ドットを除去したら、ほぼ頭の中で描く背景はそこにあった。

続いて立方体を処理。考えてみて(ここで初めて考えてみた)自動販売機に腰掛けるのもいいような気がした。ならば「vending machine at night」だねとやったら、欧米系というか、とても頑丈な自販機が…違う (´;ω;`) これじゃない

次は「Japanese」を足し、キーワードを「Japanese vending machine at night」にしたら、一回でほしいオレンジ系の自販機が出てきた。おおっこれだとすぐ拡大して保存。

続いては合成、微調整、エフェクト足し、こんなにやってもそんなに時間かからない…いいね(ダメ人間)正直、AI の生成したものを下敷きに自分で一から描こうとも思ったけど、こりゃまた3日か4日かかるとしたら…やっぱこれでいいか。自分用の習作だし(ダメダメ人間)

とにかく、もし Midjourney がなかったら、このイラストは今でもラフのままだろう。文明の利器に感謝を。

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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