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elielin の日常

小説が新聞に載っちゃった

  2004/8/117月 7th, 20224 件のコメント

13〜18才ぐらいのヤングな青少年達をターゲットしている新聞、「星報」にまた拙作が。そう、これは二回目で、デビュー作は7月24日に掲載されてた短編「R先生的憂鬱(R氏の憂鬱)」。現在この日記を書いてる時点では、もう8月11日の新聞を買おうとしても間に合わないけど(まあ…この文章を読んでいる方々は、たぶん8月11日の昼間に知らされても「外国の新聞なんか買えるわけないわ!」の人が大多数だと思うが)、一つの短編がなんと真ん中ではなく、三分の二あたりの所に切られ(!?)、今日は前編で明日は後編なのだ。
「R先生的憂鬱」は半端冗談も込めて、ペットロボットを皮肉してみたりしたモノだが、今回の「巴比倫菌(バビロン菌)」は、時下の母語だの方言だの外来語だのなどなど、台湾社会においての言葉の乱れについて訴えたかったので書いたモノ。少し鬱憤ばらしも入ってるが。両方ともSFショートショートのつもりで、ユーモアを込めて似たようなノリで書いたモノだけど、うちの母は「R先生的憂鬱」の方が笑えたが、「巴比倫菌」の方が理解不能だという。ううっ。小説書くのってやはり難しいね。
と、もうこんな時間だから、11日の新聞ももう回収されているでしょう。中国語だが前編になったところを期間限定で(8月13日まで)ここに公開しようか。読める方はどうぞ適当にお読みください。いつか日本語で書き直したいけど、今は時間があればどんどん中国語で新しいネタを書いていかないといけない時期なのでまたいつか。

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

4 件のコメント

  • QianChong より:

    おもしろい〜! 朝、目覚めて、突然自分の言葉が通じなくなっていたら混乱するでしょうね。いや、でも、何日も自宅で翻訳などをやっていたら、気がつかないまま過ごしてしまうかもしれません。コンビニでもスーパーでも言葉を交わすことなく物が買えますしね。『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』に出てくる、音を失った「ピンクのスーツの彼女」を思い出しました。続きを楽しみにしています。

  • tinuyama より:

    うひゃ、この分量ではすぐには読めません(汗)。読みおわってから、またコメントします。

  • elielin より:

    >QianChongさん
    気付かないのか…ははっ(冷や汗)それは確かにありえる話ですね。ただ個人的には、台湾の人ってすごくおしゃべりな感じがするんです。偏った認識かもしれないけど大阪と似てるかな…街全体がざわめくところ。とにかく自分の思うことをしゃべりたがる、大半には「意見」でも呼び難いモノですが、しゃべりたがる…まあ、自分もその中の一人ですけどね、へへへ。村上春樹の本は「翻訳夜話」しか読んだことないんですが(台湾人にしてはめずらしいかな?)今度探して読んでみます。
    >tinuyamaさん
    では、しばらく置いときますよ。暇なときでも(^^;

  • QianChong より:

    ああ、言えてますね〜。こんなことを書くと気を悪くする人もいるでしょうけど、台湾人は明らかに日本人よりおしゃべり(笑)。みなさん、とにかく話をしたくて毎日うずうずしている、という感じがします、はい。

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