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夜、2年ぶりに代々木今半で牛タンのしゃぶしゃぶを。

写真データを調べてみると、初めてこの店を訪れたのは 2014 年だった。ここ十年いつ来ても、立てられた豆苗を見ると、何とも言えない盛り付けに魔性を感じる。

代々木今半は浅草今半から暖簾分けし、1982年代々木で開業してもう約40年が経つ。しゃぶしゃぶを専門とするこの店は、日本で初めて牛タンのしゃぶしゃぶを提供した店でもある。使用するのは和牛のタン元の芯部のみで、肉質は非常に柔らかく、甘みもあって美味しい。薄くスライスされた牛タンを4秒ほどしゃぶしゃぶして、さっと茹でた豆苗と巻き、お塩を少々振りかけて食べると、その歯ごたえと風味はまさに絶品。

牛タンの周りに置かれたお塩は、レモン、梅、柚子、黒胡椒、チリペッパー、にんにく、バジリコ、黒ごまの8種類が基本であり、さらに季節によって9種類目の限定フレーバーが追加されるため、いつ訪れても飽きない。この夜の限定フレーバーは大葉で、ほのかな清涼感が漂っていた。

個人的には、梅と柚子が特にお気に入りで、レモンもなかなか美味しいと思う…こうして書いてみると、どうやら私は少し酸味のある塩と一緒に牛タンのしゃぶしゃぶを楽しむのが好きらしいね。

その他の食材も非常にこだわっていて、特に野菜の鮮度にはいつも感心させられる。どの季節に来ても、シャキシャキとした新鮮な野菜が味わえる。しかも、野菜によってしゃぶしゃぶの方法が異なり、スタッフがその説明を交えながら調理してくれる様子を見るのも、楽しみの一つ。生でも食べられる白菜の芯が特にお気に入りで、豆腐やキノコ類も好物だ。そして全てを締めくくってくれるくずきりも大好き。

野菜を食べ終わったら、次は黒豚の時間だ。まるで模型のように美しい特選黒豚。

そして霜降り和牛。これもまた、見た目が美しすぎて現実感がないが、本物の極上肉なのだ。

最後には、残ったスープを使ってスタッフが麺を煮て、小さな塩味ラーメンと担々麺にして締めを。これもまた格別な美味しさ。

それから、個人的に推したいのは「赤しそジュース」。写真ではただの赤紫色の飲み物にしか見えないが、酸味と甘味が絶妙で、とても美味しい。これを見つけてからは、訪れるたびに必ず注文する。ぜひ皆さんも試してみてほしい。

ちなみに、お支払いは現金のみで、カードは使えないので、来店時には十分な現金を持参するのを忘れないように!

店舗情報はマップピンをクリック

撮影時間:2022 年 11 月 30 日
     2024 年 9 月 16 日
注文内容:金龍コース

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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