ここ数年、朝食を摂らなくてやってきたが、減量期間中は朝食を摂る必要。しかし食欲がわかないため、いつもゆで卵を2つ食べるだけ。したがって、大量のゆで卵を作る必要が生じている。おやつとしても食べるため、ここ4カ月でおそらく2百個以上は食べたのであろう。以前、「なぜあなたの茹でた、ゆで卵の殻がそう簡単にむけるのか」と尋ねられたことがあり、サンプルがたくさんの時に記録として写真を撮ってみた。
よく聞くのが、塩を加える、冷水から茹で始める、卵を常温に戻す、底に穴を開けるなどの方法だが、すべて試した結果、最も効果的で正直に言うとたぶん唯一の方法は「茹で上がった後、すぐ 30 秒から1分程度氷水に浸ける」こと。氷水に浸けながら手でかき混ぜるとより効果的、かも。自分は一応かき混ぜている。
理想的には、別の鍋に氷水を用意して、卵を入れるのが良い。しかし面倒な場合は、同じ鍋を使っても問題ない。お湯を捨てて氷を入れ、水を足せば良い。ただし、鍋が急激な温度変化に耐えられるか確認し、自分もやけどに注意する必要がある。
とにかく決して底に穴を開けたり、ひびを入れたりしないで…白身が流れ出して大惨事になるだけだ。卵の殻について熟知している「たまごマスター」でない限り、この方法は避けるべきである。
冷水から茹で始めるか、沸騰してから卵を投入するかについては、殻をむきやすさにはほぼ差はない。私は冷蔵庫から出してから冷水に直接入れ、12 分茹でることが多いが、卵が2つでも8個でも同じ。この時間は自分の環境での測った結果で、使う水の量が通常5分で沸騰し、その後さらに7分茹でるとちょうどよいゆで卵ができると。なので冷水から直接茹でる場合は、水量などに応じての調整が必要かもしれない。沸騰後に卵を投入する場合は、7分程度の茹で時間が自分の好みの硬さになるが、これもお好みに応じて。
もう一つ、「水位は卵を覆うべきか」という疑問についてだが、結果としては覆っても覆わなくても問題ない。はず。水が沸騰すればよい。最近、日本では農林水産省の推奨により、水位が1センチ程度の「少量の水で卵を茹でる方法」が流行しているようだが、この方法は蓋をする必要があるので、実質的には蒸し卵なのだ。いずれにしても、茹で上がったらやっぱ氷水、そこは変わらないのだ。