250609 の朝食。函館駅前には朝市があるため、多くの食堂が早朝から営業している。そんな背景もあり、駅前のホテルは朝食に関して大きく二つの戦略に分かれる。一つは東急ステイのように提携型で、朝食券を持って朝市の提携店舗で食べる方式。もう一つは、今回泊まった「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」のように、朝食内容を強化して朝市と競合するスタイル。なので函館のホテルの朝食は非常にレベルが高いと聞く。競争が激しいのだ。
レストランが開くのが朝6時、数量限定の「山川牛乳」を狙い、6時5分に着いた時点ですでに多くの客が…皆、牛乳狙いなのだろうか?
テーブルの上に置かれた「道民の醤油」。2018 年に札幌へ行った時にも2本持ち帰った。非常に美味しい。まだ料理を取りに行く前だが、この2本の醤油だけでテンション爆上がり。

数量限定!そして1人1本限定の「山川牛乳」!北海道函館を代表するブランドであり、大沼国定公園の近くにある山川牧場が生産している。多くの函館スイーツが「山川牛乳使用」と誇って掲げているほど。実は昨日食べたプティ・メルヴェーユとラッキーピエロのソフトクリームにも、この牛乳が使われていた。朝食でこの牛乳を飲めるのは、ラ・ジェント・ステイ函館駅前の朝食の大きな魅力の一つでもある。

プレートのほとんどには日本語・英語・中国語の3か国語で案内があり、外国人観光客としては非常にありがたい配慮。

海鮮瓶丼!これもまたラ・ジェント・ステイの朝食の名物。海鮮丼のネタが小瓶に詰められていて、それを自分で席に持ち帰り、ご飯にかけて食べるスタイル。元々はコロナ対策として、ネタを選ぶ時間を短縮するために始めたものらしいが、小瓶に入っていると見た目が華やかで写真映えも良いため、コロナ後も継続されている。
瓶は「イクラ瓶」と「ウニ瓶」の2種類。ウニ瓶のほうが少し高級感があり、ウニ、ホタテ、カニ、サーモンの構成。魚卵瓶は魚卵、マグロのたたきとマグロの切り身。またどちらの瓶にもイカとオクラが入っていた。結局、両方取った。

朝からソースオム焼きそばとはなんだ!美味しそうではないか!ご飯をもう取っていたにもかかわらず、麺も取ってしまった。

日替わり料理には「いか天かま」。プレートの中国語では「魷魚天婦羅」(イカ天ぷら)と書かれていたが、実際に見て食べてみると、「魷魚甜不辣」(イカ入りさつま揚げ)のほうが適切かと…この微妙な違いが大事。美味しかったよ。

鶏もも唐揚げとメンチカツ。照明が良いからか、どちらも見た目がとても美味しそう。大葉と梅入りとの表示が気になってメンチカツを取ってみたが、正直なところ特別な味は感じなかった。普通にメンチカツなのだ。

函館風のブイヤベース。プレートによると、イカや貝類をふんだんに使っているらしい…ご飯にかけて食べたい衝動にかられたが、天の声が聞こえた…(天の声:もう海鮮瓶丼取ったでしょ!それでご飯を食べるのでしょ!)


同じ理由で、すごく美味しそうに見えたカレーにも手が出せなかった。嗚呼、このホテルにもっと泊まりたいよ!

単品でも良し、カレーのトッピングとしても良しの料理が並んでいた。まあ、何でもカレーと合うんだよね!(暴言)

一方で、デザートコーナーはそんなに力が入れていない感。小さなケーキを取ったが、味は正直なくても良いかなって感じ。でも下段にあったわらび餅は美味しいと、あとから母上から聞いた。

初めて見たパンケーキマシン…手をかざすだけで自動的に焼き上げてくれる。そりゃあデザート少なくても文句言えないわけだ。これはすごい!

コーヒーは函館の老舗「美鈴珈琲」が提供。函館駅から徒歩圏内にある美鈴珈琲の大門店は、北海道最古の喫茶店の流れを継ぐ名店。訪ねてみたかったが、時間の都合で断念…したけど、まさかここで飲めるとは!満足。

この3本のために早起きした。記念写真を撮る。

山川牛乳は本当に濃厚で美味しい。この1瓶のために、次回函館に来た時もまたこのホテルに泊まりたいと思わせるレベル…
最後にホテルについても少しだけ。予約時は「駅から近くて便利そう」くらいの感覚だったが、実際泊まってみると「便利」どころではなく「超便利」だった。ショッピングモールハコビバとつながっていて、1階にはコンビニや土産店、飲食店が揃っていて、ジムやマッサージ施設まである。ホテル2階には大浴場があり、入浴後には無料のアイスキャンディーまで提供。函館に1泊だけするなら、この「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」、かなりおすすめだよ。
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攝影時間:2025 年 6 月 9 日
餐點內容:和洋ブッフェ