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drama

ツヅケマセン

  2008/11/27月 7th, 2022コメントなし

その後の予定まであと少し余裕があるから書いてみる。*1
9月末来台した渡辺浩弐さんからのおみやげは、コーヒーととても似合うチョコレートと、一本のゲームソフトだった。チョコレートの方は3週間分けて慎重に(?)完食したが、ゲームソフトはパッケージが開けられるようになるのがおよそ1ヶ月かかった。
なぜかというと、あのゲームは『ナナシ ノ ゲエム』なのだ。

ナナシ ノ ゲエム

ナナシ ノ ゲエム

パッケージを見ても普通にホラーに分類しているゲーム。しかも調べてみたら「スクウェアエニックスの本格ホラー」と評価高い。渡辺さんも手渡してくれた時に絶賛。
しかし。
周りに人がいないと一人でホラーゲーム遊べません…orz
というより、ホラーだとマンガも小説も映画もみんな周りに人がいないと以下略…orz
トラウマがあるのです…orz
今度の出張がせっかくのチャンスだと思うので、人がいっぱい乗ってる飛行機で遊んでみた。人がいっぱい乗ってるリムジンバスの中で遊んでみた。「プレイすると一週間後に死んでしまう」のゲームのはずだが、アトイツカなのにもう死んだ…しかも死んでしまったショックから立ち直れず、続けてやれずにリムジンバスの中でぼーとしてた。ダメだ。怖い。
ゲーム中はいろいろと怖かったのをここで省けるが、暗くて異様な3D空間を映し出すNDSのスクリーンに映り込んだ自分の顔も、かなりプレイ中の怖さを増すことに気づいた。30代になってもう2年あまりだから、そろそろ人並みにホラーを受け入れ、その魅力を情報頼りに頭で理解するのではなく、体でわかるようにならなきゃアカンと思いつつも、いきなりは無理orz
ゲーム自体は面白いから、本当は今でもすぐ続きが知りたいけど。ガマンして攻略とネタバレを調べずに続きは帰りのバスと飛行機で…もしくは渋谷のハチ公前とか。とにかくホテルのシングルで一人でやれません。臆病者ですみません。
と。リムジンバスの中では「絶対一人でやらない」と決めていたが、夜の予定をこなし、ホテルに戻ってから、無性にツヅキが気になって、結局勇気を出して再挑戦することに。だけど主人公自身が移動中の足音だけを聞いても怖くなって、前回殺されたところでさえ持ちませんでした…ダメ過ぎる臆病者です。
ふっとゲームをもらった当日の夜、叔父さんちへ行ってお茶を飲んでいたら、怖いもの上等でホラー大好きな従妹(16)にもこのゲームを見せたことを思い出す。「やりたい」と言い出したので、じゃ貸そうかと言ってあげたら。「いや。それはお姉さんへのプレゼントでしょう?やはり順番でお姉さんが先にクリアしないと。クリアしたあとまた私に貸してね」あれから軽く1ヶ月間過ぎだ。いつクリアできるのかわからないダメ従姉を許して。
コワイよ…(((|||T口T;;)))

*1:この文章は、予定よりずっと早く東京のホテルにチェックインできたから、11月2日の午後3時半ぐらいからTwitterを使って書いたメモを、加筆して文章っぽくしたモノ。

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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