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about乱筆乱文など

ストーカーは男が多く、幽霊はいつも女

  2002/6/26月 9th, 2022コメントなし

今度はちょっと変わった感じでノート書いてみようと思います。
ついこの前だと思いますが、「話を聞けない男、地図の読めない女」という本がありましたね。アラン・ピーズとバーバラ・ピーズご夫婦の共著で、男と女の脳の構造の違いがあるということを基づいて、男性と女性の考え方や行動の相違を説く行動学の内容でした。
よく「男女平等」という言葉を聞きます。私はそれをスタートラインの一致だと解釈していますが、多くの人はそれを「能力の相当」だと理解しているらしいです。自分はそのような考え方は危険だと思っています。決してどちらが優れているか、どちらが劣れているかと差別しているのではありません。男女の身体の違い、この本によると脳の構造さえ違っていたことから、私たちは同じ物を見てもかなり違う捉え方になるでしょう。さらに個人差を考えると、ますます違いが広がっていくことは明白です。
話が変わりますが、ある日上司のKと後輩のHと話していました。内容はまあ、制作の間でよくあるかもしれない自虐的でどうでもいい話ですが。何をついて語ってるのは覚えていませんが、なぜか私は「自分は女ですから、一回怨みを持ってしまうといつまでも持ち続きますよ」と、真面目に宣言し出しました。
それを聞いて上司Kは、「いや、男だっていつまでも持ち続くことあるよ、女だけじゃないって」と、いつものようにフォローしてきました。
「そうなの?」
「そうだよ」
「でもやはり違うと思うの、だってみんな、ここ(制作部屋)であのやろうあのバカ死ねよとかって言うけれど、本当は本心からそう思ってないでしょう?」
「まあ、思ってないね」
「でも私思うの。だからなるべくそういう言葉を口にしないでさ。いったん『死ね』を口にしたら、本気で殺したくなっちゃうからね」
あまりにも真実味のありすぎる発言で、ちょっとした沈黙。
「でも忘れないものは忘れないよ。しばらくすると、いい思い出になるはず」と、心のやさしい上司K。
「そうかな〜?いつまで経っても、やな思いはやな思いだと思うよ」と、普通の会社だったらとっくにクビの私。
そこで、後輩Hをこう言いました。
「そういえば、男がずっと持ち続けるのは、確かにちょっと違うかもしれませんね」
「どういうこと?」
「男の方は未練だと思いますよ」
頭の切れるこの男です。
「別れの原因、まあ、相手の悪いところをずっと覚えているのは女で、相手のいいところしか覚えていないのは男なんです。しかも、酒とか飲んでいたら、実際はそんなによくなくても、勝手に美化してしまうのさ」
と、話をうまくまとめた後輩Hの顔に、少し誇らしげな笑みが浮かびました。上司Kもなんとなく頷きました。そしてそうか、そうですね、今日はいいこと教えられました、だからストーカーは男が多く、幽霊はいつも女だったんだよね!…と、どうでもいいことで感動する私でした。
男は死ぬまで未練を抱き、女は死んでも怨みを忘れない、か。
ちなみに、「話を聞けない〜」書中のテストもやってみました。180点で女脳に寄っている中間脳です…それはそれは。

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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