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脚本家の野木亜紀子の作品が大好きなので、東京に行く前から上映中の最新作『ラストマイル』を観ようと決めていた。そして映画館を検索している時、同じく長年好きな脚本家の三谷幸喜の新作『スオミの話をしよう』も公開中だとのことに気づき、なんとか2本とも観れないかと考えた。

最終的には新宿の TOHO シネマズ(屋上にゴジラのある映画館)に絞り、2本立てで観ることに。朝9時40分から『ラストマイル』を観て、だいたい12時に終わった後、12時35分から始まる『スオミの話をしよう』に無理なく移るスケジュール。さらに、水曜日は TOHO の割引デーで、映画が 1300 円(通常は 2000 円)で観られるので、1400円も節約できて素晴らしい。

さて、感想だけど。正直なところ、二人の脚本家が大好きなだけに期待が高すぎたのか、どちらもなんだか微妙な感じだった。割引デーで観たのがよかったかもしれない(汗)。どちらの作品も台湾で上映される可能性が高いので、ここでネタバレは避けたいと思う。もしかしたら別の日にブログに詳しく書くかも。

ただ少し触れておくと、『ラストマイル』は、セール期間中に起こる無差別連続爆弾事件を軸に展開する物語で、一見荒唐無稽な設定ながらも、すごくリアリティが感じられる内容だった。映画を見終えて劇場を出る時も「設定は最高!」と思っていた。しかし夜のニュースで、レバノンでのポケベルが数千台無差別爆発だというのを見て、驚きとともに複雑な気持ちになった…現実は実に恐ろしい。みんな気をつけて生きていこう。

2024 年 11 月 14 日補記:両方の感想とも書いた!ネタバレ注意!

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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