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約半年ぶりの東京。激戦区・中野にはまた新たな挑戦者が現れていた。その中の一つ「TOKYO RAMEN かいか」は、昨年5月に閉店した八王子の名店「ほっこり中華そば もつけ」の店主がプロデュースしたお店。内装工事の時点で話題になっていたという、今年2月下旬にオープンしたばかりの注目店。

東京に来てから毎日、店の前に行列ができているのを見かけた。気になって調べたら、特製中華そばがなんと 1700 円…相場を突き破っている…!にもかかわらず、この行列。そうなると、逆に並びたくなるのではないか。というわけで、開店5分前に行ってみた。結果、入店まで 20 分待ち。

事前にしっかり調べていたはずだったが、券売機に「味玉」のオプションが表示された瞬間、なぜか思考停止。そのままボタンを押してしまい、気づけば 1850 円の特製中華そば(味玉2個入り)を注文してしまった…確かにタンパク質は必要だけど、これはちょっと…アホなことをした…

ともあれ、まずはスープを一口。透明な煮干し系スープ。すごく美味い。というか、美味すぎてビビる。

麺は数種類の国産小麦粉をブレンドした自家製で、太めのしっかりとしたモチモチ食感。食べ応えがあり、満足感も抜群。

具材は、注文してしまった味玉2個のほか、吊るし焼きチャーシューと煮豚が各2枚、ワンタン2個、メンマ、青菜、刻みネギと、かなり豪華。どの具材もそれぞれ美味しく、それでいて主張しすぎず、全体が調和している一杯だった。

それにしても、味玉が…うまい…

では、この価格に見合う価値があるのか?うーん、並ばずに食べられるならアリかなぁ。並ぶ前提なら 1400~1500円くらいが妥当な気もする。微妙な差だけど。

とはいえ、中野の人気店の中でも強豪の「ただいま変身中」も現在、1400 円のつけ麺を出している。日本の小麦粉の価格上昇を考えると、ラーメンが 1500 円台に突入するのは避けられない未来なのかもしれない…

ちなみに、この店は完全キャッシュレスなので、Apple Pay で支払った。券売機は日・英・韓・中(簡体)の4ヶ国語に対応し、公式サイトは2ヶ国語。なかなかの野心を感じるが…あまり行列が伸びすぎないでほしい。次に来るのが大変なんだから…情報によると5月にはつけ麺も登場予定なので、また食べに来たいよ…

店舗情報はマップピンをクリック

撮影時間:2025 年 3 月 9 日
注文内容:特製中華そば
     味玉

elielin

数年前は東京でアニメ制作進行をやってた台北在住の台湾人編集者です。おたくでもギークでもないと思うけど、そう思っているのがお前自身だけだと周りから言われています。時々中野区に出没。

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