いつからかは覚えていないけれど、時々なんとなく Google マップを開いて「カフェ」と検索するのが習慣になっていた。2月下旬には突然、MRT大安駅の近くに「鐵木」というカフェが新しくできているのを発見。自分の徒歩圏内だったこともあり、さっそく足を運んでみた。中を覗くと、店内は満席、さらに外の席までも埋まっていて、結局その日は入店せず、遠くから入口の写真だけ撮って記録に残すことに。
調べてみると、台中のカフェが台北に出した2号店らしく、1号店は中山駅近く。見た目の美しさで有名なショートケーキがウリのようだった…うう、ケーキ…食べたい…
3月になり、東京へ行く前にもう一度チャレンジ。ちょうど入店のタイミングで席がひとつ空き、運よく着席できた。

メニューを手にして、まずはアイスカフェラテ…そして長く激しい葛藤の末、ついに看板メニューのレッドベルベットショートケーキを頼んだ。アイスカフェラテはすぐに運ばれてきたけれど、ケーキはしばらく待たされてから登場…うわっ!なんだこれ!美しすぎる!食品サンプルなの?

レッドベルベットショートケーキの見た目が本当に圧巻で、びっくりして思わず何枚も写真を撮ってしまった。

味に関しては、私は普段あまりケーキを食べないので、評価基準はかなり低め。普通に美味しかったと思う。苺は大きくてジューシー、クリームは軽やかでふわっとしていた。でもビジュアル以外、何か飛び抜けたポイントがあるかと聞かれると、正直わからない。「綺麗な写真が撮れる」という点ではとても満足感のあるケーキなのだが…まあ、ビジュアル系ケーキってことでいいんじゃないかな。
お店の公式サイトを読んでみたところ、レッドベルベットの生地は台湾産の紅麹パウダーとオランダ産のココアパウダーによる自然な発色とのこと。紅麹が香りを、ココアがまろやかな甘さを引き立てているらしい…けど、たぶん私の注意は全部クリームに向いていたせいか、そのあたりの香りや風味は正直あまり感じられなかった。惜しい。
東京から戻ってすぐ再訪問。常連になりそうな予感。ただ、この日は日曜でしかも良い天気だったため、店の外で 10 分以上待ってようやく入店。今回もアイスカフェラテを注文し、少し迷ったあとでまた普通のショートケーキを頼んでしまった。だって…レッドベルベットショートケーキとの違いが気になるじゃない?

で、違いはというと…上に乗っているいちごがカットされたものになっていたのだ。今回もあっという間に完食。
店内はわりと広く、テーブル間の距離も十分に取られているので、満席でも圧迫感はあまり感じない。ただし満席の場合は 90 分制限になる。
天気が良かったせいか、外で待っている間も、店内に入ってからも、肌の露出が多めな女性たちがセルフィーを撮ったり、同行者に撮ってもらったりしているのを見かけた…「インスタ女子」ってみんなこうなのかな?

3回目の訪問は雨が降っていた夕方。ちょうど晩ごはんの時間帯だったこともあってか、店内は空いていた。このときは目の調子があまり良くなくて、あたたかいものが飲みたくなり、ハンドドリップコーヒーを注文した。

ようやく誰もいないテーブル席を見ることができ、時間を気にせずゆったり過ごせた。
やっぱり次からは、休日を避けて来るのがよさそうだなと思った。

店舗情報はマップピンをクリック
撮影時間:2025 年 3 月 3 日
2025 年 3 月 23 日
2025 年 3 月 31 日
注文内容:冰咖啡拿鐵
紅絲絨草莓奶油蛋糕
草莓奶油蛋糕
手沖咖啡