2013 年頃は台北の西門町のジムに入会したから、一年ほどその近辺に出没していた。なんとなく牛肉麺屋さん多いなあ、とのなんとなくから、気まぐれで牛肉麺を食べていくと決めて店を回った。
濃いめの味が苦手なので、コンソメスープベースの清燉牛肉麵中心だが、いつのまに「マイ牛肉麺データベース」みたいのができた。たまに友人におすすめ聞かれたりするので、思えばそれなりに需要があるかもしれない。感想も写真も古いデータで時系列も無視するけど、ここを借りてまとめてみよう。
最初の一軒は「劉山東牛肉麵」にしよう。昨日も台湾に遊びに来た日米連合軍の友人にすすめたばかり。清燉牛肉麵を語ると、おそらく台北一だと思うお店。
1951 年創業で、もうすぐ 70 周年の老舗。回転が早いけど、食事時間になるとなにかと待たなきゃいけない人気店。さっそく清燉牛肉麵を。
麺は主張の強い太麺。うどん並の太さは台北でもめったに見ない。しっかりした歯応え。しかし牛肉も負けてない。台湾牛肉麺の牛肉は、すね肉を使うのがポピュラーだが、ここの清燉牛肉麵は台湾産牛肉のむね肉を使う。スライスだけど、牛肉の味が濃くて噛みごたえが十分。好み(≧∇≦)
そしてスープ。濃さの違う二種類の牛骨スープのほか、漢方を用いる薬膳スープともブレンドする独自のレシピ。旨味と香りのバランスがとてもステキ。
ちなみに紅燒牛肉麵にはオーストラリア牛のばら肉が使われる。煮込んでも醤油ベースの濃いめスープに負けない味の出る牛肉が必要だから。
調べたら、2018 年から始まったミシュランガイド 台北のビブグルマンを二年連続獲得したとも。時間の余裕がないとか、台北で牛肉麺を一杯しか食べれないのなら、ぜひここの牛肉麺を召し上げれ。スケジュールが詰まっていたら、朝8時から営業するから朝食にでも(え?)
ただたまにキズ(?)というか、路地の奥に隠れているので、見つけにくいかもしれない。地元のお友達に案内してもらうか、ちょっとした探検気分でいくといいでしょう。実は大通りからそんなに遠くないの。
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撮影時間:2013 年 10 月 9 日
注文内容:清燉牛肉麵