250612 の…デザート?かつ丼を食べ終わってから少し時間があったので、新宿高島屋3階のカフェ「ビチェリン」に立ち寄った。前にパスタを食べに来た時から気になっていた飲み物、その名も「ビチェリン」を注文。公式サイトによると、「ビチェリン」とはトリノの方言で「小さなグラス」の意味。あの文豪ヘミングウェイがこの飲み物を「世界に残すべき 100 のもの」のひとつに選んだらしい。

グラスの三分の二ぐらいは、イタリア本店直輸入のカカオパウダーで作ったホットチョコレート。その上にエスプレッソ、そして生クリームを順に注いで、美しい層を…まあ、自分には二層しか見えなかったが(汗)ホットチョコレートとエスプレッソの境界線がどこにあるのか全くわからない。スプーンが付いてくるけど、店員さんが「かき混ぜずにそのまま飲んでくださいね」と教えてくれたので、そのままいただくことに。
正直、「ダークモカチップフラペチーノのホット版」のようなもんかな…と思っていたら、ひと口目でびっくり。生クリームが冷たくて、ホットチョコは熱々。この冷熱ミックスは、交感神経にかなりのインパクト。言葉で実に説明しがたい。ふた口を啜ってみてやはり矛盾。カカオの苦みと、エスプレッソの酸味、生クリームの甘みが口の中で混ざり合う感じは、とても不思議。
ただ、この小さな一杯でラーメン一杯より高いとは…この前ネットで見た「コーヒーショップの選び方」では、ルノアールが一番(値段が)高くて「貴族」レベル。だとすると、ビチェリンはもう「皇族」だね。心の準備さえあれば、たまの贅沢にはぴったりかもしれない。
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撮影時間:2025 年 6 月 12 日
注文内容:ビチェリン